法定相続人が保険金受取人の場合、
複雑なケースとなることもあります。

法定相続人とは

 相続税の説明では必ず「法定相続人」という言葉が出てきます。法定相続人というのは、亡くなった方の財産を相続する権利のある方のことをいいます。
 法定相続人とはどこまでの範囲かについては複雑なケースも見られます。法律で相続を受ける順番や割合が定められていて、亡くなられた方の家族構成等によって違ってくるからです。

法定相続人の確認方法

 下記のフロー図は死亡保険金受取人が法定相続人であった場合の法定相続人を確認するためのものです。

 遺言書を作成しなかった場合、誰が自分の財産を受け継ぐかがわかります。フロー図で見るとわかりやすいので、ご自分にあてはめてみて下さい。
 損害保険では、法定相続人が死亡保険金受取人という契約が多いのですが、万一の場合、提出書類が煩雑になったり、相続人間のトラブルのもととなりますので、死亡保険金受取人を指定されることをおすすめしますします。
 残されたご家族のために、相続税を確保するためにも保険の締結が望まれます。

 当法人の関連会社、㈱埼玉電算研究所では、生命保険・損害保険の代理店をしておりますので、相続から贈与の相談、対策としての保険までのご相談を承ることができますので、遠慮なくお問い合わせください。

相続権利者フロー図

2016/12/7